マーケ部門のAIは「買う」だけでは足りない。内製が必要になる境界線とは?
マーケ部門のAI活用は、そろそろ「どのツールを買うか」だけでは語れなくなってきたように見える。最近の議論で面白いのは、汎用的な機能は既製品を使い、細かくて社内固有の作業は内製AIで補う という線引きが、かなり現実味を帯びてきたことだ。
たとえば、CRMや営業管理のような標準機能は既存SaaSを使う。一方で、クリエイティブのバリエーション出し、社内ルールに沿った下書き生成、細かな運用オペレーションの自動化のような部分は、AIを使って内製したほうが早くて安いケースが増えている。
今回のポイントは、「全部自作する」でも「全部SaaSで済ませる」でもなく、境界線を見極めること だ。引用しているmarketingbrew.comの記事では、Salesforceに、Figma用のClaude CodeプラグインやClaude Skillsで反復作業を削減するという組み合わせの話が出ている。
内製が向いているのは、
- その会社特有のワークフローがある
- 繰り返し頻度が高い
- 小さいが面倒な作業が多い
- 既存ツールではぴったりハマらない
という領域だと思う。
逆に、CRMや一般的なMAツールのように、すでに成熟していて社内固有性が低い領域は、無理に作らない方がいい。
マーケAIの論点は、もう「AIを使うかどうか」ではない。どこまで買って、どこから作るか に移っている。
小さな運用改善ほど、今後はAI内製の価値が出やすくなりそうだ。